新体操女子が教える!簡単ストレッチの魅力と効果

「忙しくて運動する時間がない」「デスクワークで肩こりがひどい」「座り作業が多く、足先が冷える」
そう感じながら毎日過ごされている方も多いのではないでしょうか?今回は新体操経験者が新体操の魅力をお伝えしつつ、そのノウハウを活かした誰でも簡単にすぐできるストレッチ方法をご紹介します。短時間のストレッチで、“肩こり”や“腰痛”も軽減できるので、すきま時間にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
新体操とは?
新体操とは、手具(※1)を使いながら音楽に合わせて演技を行い、その芸術性を競う採点競技のことです。
演技は13メートル四方のフロアマットで行われ、“個人競技”と“団体競技”の2種目で構成されています。個人競技ではその名の通り、個人で演技を行い、団体競技は5人1チームで演技を行います。
演技で使用する「楽曲の尺」や「使用できる手具」などもそれぞれ異なります。
新体操はもともとドイツ発祥なのですが、“男子新体操”は日本発祥の競技なのです。日本国内では男子新体操の認知度が高いのですが、世界的には競技人口が少なく、オリンピックの正式種目には採用されていません。
ですが男子新体操の芸術性の高さは近年大変注目されており、例えば「鹿児島実業高校」の演技は音楽とマッチした動きとダイナミックさが印象的です。その動画はSNSなどでも拡散され話題となりました。
(※1) ボール・ロープ・リボン・クラブ・フープ

新体操の魅力と衣装
バレエのような洗練された動き、全身と手具をくまなく使った躍動感、音楽に溶け込む演技。そのすべてが多くの観客を魅了してきました。
さらに見どころのひとつとして注目したいのは、きらびやかな衣装の数々です。優雅なデザインや鮮やかな色使い、装飾にはラメやスパンコールがふんだんに施されています。
ストレッチのメリットと重要性
それではさっそく、今回の本題である「ストレッチ(柔軟)」についてお話していきましょう。
ストレッチのような体をほぐす運動は、代謝があがり血行が良くなります。そうして体内に溜まった老廃物を流すことで、肩こりや腰痛、冷え性などが改善されます。柔軟な体を作ることで、怪我をしにくくなり、身の安全を守ることにもつながります。

ストレッチ前の4つのポイント
ストレッチを行う前に刺激しておくと良いツボを4つご紹介します。
- 大包(ダイホウ):脇の少し下にあるくぼみの部分

- 血海(ケッカイ):膝内側、お皿の少し上の部分

- 足の親指と人差し指の間、付け根から指3本分下のくぼみ

- 足の薬指と小指の間、同じく付け根から指2本分下のくぼみ

指でぐりぐり押したり、フォームローラーなどで刺激したりする事で効果が得られます。ツボを刺激することで血行が改善し、ストレッチの効果が倍増するので、忘れずにほぐしましょう。
簡単ストレッチ紹介
- 肩の緊張をほぐすストレッチ(肩こりに効果的)
- 足を肩幅に広げる
- 手を体の後ろで組む
- 上半身を前に倒し、組んだ手を床につけるよう上下に揺らす


- リフトアップにも効果的なストレッチ
- あぐらで座る
- 片足の膝を胸に近づけ、おしりの筋肉を伸ばす(※反対の足も同様に)


- 股関節のストレッチ
- 座った状態で足の裏と裏を体の前でくっつける
- 両足の膝を抑えながら体を前に倒す

- 太ももの裏のストレッチ
- 寝ころんだ状態で脚で「4」の字を作る
- そのまま横になって太ももを伸ばす


最初は大変かもしれませんが、継続してストレッチをすることが大切です。
慣れないうちは筋肉痛になったりするかもしれませんが無理しすぎない程度にがんばりましょう!
さいごに
体はすべての資本であり、これから何十年も付き合う大事なパートナーです。
今回ご紹介したツボ押しやストレッチを行うことで、体の疲れをほぐしたり、代謝のよい体づくりのお手伝いができたら嬉しいです!
この記事の作者
齋藤 可怜 / ビデオグラファー
小学生から高校生までの12年間「新体操一筋」の新体操女子。
高校3年生で映像制作という職業に出会う。ミュージックビデオを見て「これを作りたい!」と思ったのがきっかけとなり映像系専門学校へ進学。
専門学校での生活の中、OBの紹介でブライダル映像に携わることに。一生に一度の幸せを撮ることの責任と達成感を学ぶ中で、ブライダル業界へ進むことを決意。就活を経て、新しい事への挑戦心にあふれる「株式会社tasu」に出会い、現在に至る。
